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性について本気出して考えてみた。

昨日は大学のお友達と、永田町で学会のセミナーに参加してきました。

場所は都市センターの3階コスモスホール。
想像していたよりもでっかくってきれいな会場でビックリしました。

今日行ったセミナーは、日本産婦人科医会の主催で行われた性教育指導の全国セミナー。
今年のテーマは『性教育-理想と現実』でした。


PA0_0004.jpg



プログラムは以下の通りです。
◆特別講演
・「現代の若者-生・性・こころをめぐって」
・「性の学力をつける-思春期・青年期と生きる力」

◆ランチョンセミナー
・「HPV感染と子宮頸がん-子宮頸がんへのHPV DNA検査の導入」
・「低用量ピル使用ガイドラインの改訂について」

◆シンポジウム「都立高校における性教育の組織的とりくみ」
・東京都医師会としての役割
・モデル高校での性教育の実践から
・保健学習における性教育のあり方
・養護教諭として取り組む性教育
・学校における性教育の適正な実施
・親が期待する高校での性教育
・指定発言


前日イベントバイトで家ついたのが12時近くで、さらにお風呂はいった後呑気にブログの更新なんてしちゃったもんだから、睡眠時間4時間とかで。
いつもの大学での授業よりつまりにつまってるわけだから、絶対寝ちゃう!ど~しよ~(><;)
なんて思って臨んだこのセミナー。

いやいやいや。
大学の授業どころじゃありませんよ。
先生方の話も上手いし、周りのオトナ達はおもしろいし、とっても充実した一日でした!!


“続き”でレビューします。

◆特別講演
・「現代の若者-生・性・心をめぐって」
・・・なんとこの講演、かの有名な精神科医の香山リカ先生のお話だったのです!

何をお話していたかというと。
現代を生きる子ども達の“自尊心の低下”について。
その自尊心の低下から、“現実感の喪失”がおこり、一時的であろうと身体的に「生きている」ことが実感できる性行動の逸脱やリストカットが、精神的に今を諦めて“次の人生”にかけようとする現実からの逃避がみられるのでなはいか、という内容。

うーん、この人すごいよ。
やっぱたくさんの本を書いているだけあって、話がめちゃめちゃうまい。
惹きこまれる。



まず、自分のところに相談にやってくる子ども達の話から始まって。
“性行動の逸脱”っていうと、自己中心的で自由な子達のやることなんじゃないかって。
でも、実際に性の問題で香山先生のもとを訪れる子達は。どちらかというと、自尊心が低下していて「どうせ私なんか」っていうことを口にする子どもが多いんだって。
でもそこには「誰かに必要とされたい」っていう感情もあって。

香山先生はこの二つの感情を「相反する感情」って表現してたんだけど、私は「自分の価値が自分で見出せない」から「他者から評価されることで自分の価値を知りたい」っていう連続的な思いだと思うんだよね。

んで、そういった思いがある子は、“現実感の喪失”っていう状態に陥りやすいらしくて。
専門的には離人状態って言うんだけど、周りの出来事が、主観的に認識できなくて、どこか遠い世界で起こっている出来事、“自分の体験じゃなくて、映画のワンシーンを傍観しているよう”に感じるんだって。

自分の存在意義がわからない、自分の体が自分のものであるのかがわからない。
そんな時に、子ども達が“生きていること”を直接的に実感できる手段が、快楽や痛みといった刺激を身体に与えることだった。

だから、子ども達は自分が“生きていること”を知り、“この身体は自分のものなんだ”と認識するために、性行動の逸脱や、リストカットをおこす。


この考え方、今まで持ったことなかったからすごい新鮮だった。
でも、自分にあてはめて考えてみたら「これだ!」って思っちゃった。


私も結構他者からの評価大事にする人で。
自分で「頑張った!」思って満足できることももちろん嬉しいけど、やっぱ他の人から「超頑張ったじゃん!すごいよ!」とか言われるとめっちゃ嬉しくなる。

でも、気分が落ちてる時って、他の人から褒められても「本気でそう思ってるのかな」思っちゃったり、そもそも無理してる状態の自分をほめられてるわけだから、「こんなに頑張らなくちゃいけないのかな」とか「いや、今のは作ってる私であって本当の私はこうじゃないよ」とか、素で思っちゃうんだよね。

「周囲の人に認められているにも関わらず、それを信じることができない」って状態?
これについても香山先生触れてて。
そういう心理状態のときって、無意識的に“私を認めてくれる誰か”を探しているんだって。
肩書きとか功績とか、今まで自分が頑張って獲得してきた付加価値がなくても、自分自身を愛してくれる人があらわれるんじゃないかって。

ここで性行動の逸脱に話はつながるんだけど。
例えば女の子がこういう思いを抱いていたとするじゃない?
そこにヤリたいだけの男の子が寄ってきて、女の子の“カラダ”を欲する。
女の子は、直接的に“カラダ”を必要とされることで、「今私はこの人に必要とされているんだ」って思っちゃうんだって。
そんなん、“その子を”じゃなくて“女を”必要としてるだけなのにさ。

“身体的な刺激による生きているんだっていう実感”と“誰かに必要とされているんだっていう実感”両方手に入っちゃうのが相手のある性行動なんだよね。
リストカットでは「他者から必要とされている」ことをその場で感じるんじゃなくて、傷を見て周りが反応することでそれを感じているのかなって気もするけど。

でもそういった行為で得られる感覚って一時的なものでしかなくて。
「やってしまった」ことに罪悪感を感じるから、「どうしてまたこんなことしちゃったんだろう」っていう思いが自尊心を低下させて、またその行動を繰り返してしまうっていう悪循環があるんだーって。


なんか、そういう考え方って案外近いところにあるんだなって思った。
今の私は“他の誰か”を求める前に自分で問題解決したり、功績とか肩書きとかなくても評価してくれる家族や友達がそばにいてくれたりでなんとかストレスをコーピングすることできてるけど、他のことで昇華できないままフラストレーションがたまり続けたらヤバイんじゃないかな?って思った。

だから、今までは「そういう子もいるんだー」って自分とは別枠で捉えてたけど、そんなに遠くにいる子達じゃないんだなって思って。
それと同時に、“他者からの評価を求める”“生きているってことを直接的に実感したくなる”前に関わることできないかなって思って。

やっぱ「早い段階での気付き」が重要なんだなって感じた今日の講演だったのでした。



このペースで語ってるとすっげ長くなっちゃいそうなので、詳細に書くのはここまでにしますが、本当おもしろかったのよ今回のセミナー!
昼休憩もないし、9:30~16:10までほぼぶっ通しで行われたセミナーだったんだけど、大学の授業より断然集中して聞けたし、すごい学びが多かった気がする。
だってみんな喋りがうまいんだもん!

ランチョン聞いた北村先生なんて面白過ぎて本当に自分でもピル飲もうかと思っちゃったよw
(協賛のピル販売元との絡みがある感はいなめなかったけど)
ランチョンといえばねー、お弁当が出るじゃないっすか。
この日はそれを楽しみに行ったってのもひとつあるんですが。


さすが医師会主催のセミナー。
お弁当の格が違いました。

玉子焼きがね、おすし屋さんの玉子焼きみたいで、ちゃんと卵の味がするの。
煮物がね、ちゃんと味染みてしいたけがめちゃめちゃうまいの。
お肉がね、やわらかくてしつこくなくて、脂分が少ないの。

みんな普段こんな弁当食ってんのかなーって思って。
まず箱からして違うんさ。
黒塗り。なんかしっかりした素材。

め~っちゃ写真に撮りたかったけど、そこはランチョンセミナーの会場。
しかもうちら座ってたのは演者の北村先生の真ん前つまり最前列。
いくら私でも・・・ここでは無理・・・



ご飯も食べ終わっておなかいっぱいの午後の会場で感じたことは。


オトナって色々大変。

壇上ではにこやかにゆっくりと、微笑を浮かべて喋っていらっしゃるのに助手っぽい人に対してはすごい剣幕で指示飛ばしていたり。
その直後にめっちゃにこやかな顔に戻って他の演者のもと駆け寄って名刺交換やら握手やら始めたり。

フリーのディスカッションの時間なのに結局は司会者の知り合いから優先的に質問がなされていたりもして、「いかに多くの知り合いを獲得するか」がやっぱ大事なんだなぁって。
他者の発表新聞開いたりして聞いてなかったとしても、ちゃっかり意見が言えちゃったり。

一所懸命他者の演目聞いて色々考えてる人より、ひたすら挨拶回りして人脈ひろげている人のほうが強くなっちゃうのかなーってちょっとげんなりした。

他にもいびきとか粉雪とかそのほかもろもろ(内輪ネタ)


発表聞いてても「あー、これってオトナの意見だな」って思うこと多々あって、やっぱうちらは「教育者の卵として」セミナーを聞きにいってはいるものの、まだ「子ども」の立場に近いところにいるんだなーって。すごい思った。


そして今回一番印象に残ったのが『男の性教育』についての話。
性教育って、女性とか母性について語られる側面が多くて。
男の子の性に関しては、解剖学的な構造や、生理学的な機能についてちょこっと講義があるのみ。
大人は誰も教えてくれないし、教えてくれるのは友達や先輩、ビデオや雑誌ってことになる。
それってすごい危険なこと。

私は保健室の先生を目指しているけど、正直男の子の性に関してはほっとんど知識がありません。
男の子は、自分の体のことだから、色んな形で知識を得て自分と向き合ってるのかもしれないけど、女の子達は私と同じようにほとんど知識を持ってないと思っていいんじゃないかな。
だから、先輩や友達、本から得た情報で男の子を知ろうとする。
これもまた危険。

子ども達が、異性の身体について興味を持つことは当たり前で、知りたいって気持ちから色々な手段で情報を得ようとすることだって当然のことなのに、今は「本当の知識」を与えてくれる場が近くにない。

もちろん保健室の先生や、保健体育の先生(男の子は体育の先生に相談することのが多いんだって)に聞けば「本当のこと」教えてくれるけど、先生との間に信頼関係ができていなければ、こういう話ってなかなかしづらいと思うんさ。

だからといって授業でやる・・・ってなると「そこまでの知識はいりません!」って思う子、話聞いてて気持ち悪くなっちゃう子もいるわけで、全部を授業でやるっていうこともまた難しいことなんだけれども・・・

保健室、体育教官室で先生から話を聞くことが、自分たちが思ってるよりも恥ずかしいことじゃないんだって思ってもらえるようにしたいんだよね。
そのために何ができるのかなってちょっとみんなで考えてて。


やっぱ、『男の性教育』必要じゃん?って。

今は男女一緒に性教育を受けることが普通になっているけど、それもまた考え直さなきゃいけないんじゃないかって。
もちろん「女子の身体のことは女子だけに」とかって意味じゃないよ?
そうじゃなくて、同じ内容を、別にやるって意味。
やっぱさ、「これってどうなのよ?」思う部分があっても、異性のいる前では質問しにくいこととかあるじゃん。
具体的な手技とか、「俺の身体こうなんだけどこれって変なの?」とか。

外部から男性の産婦人科医呼んで、男の子には男の専門家の先生が、女の子には女の専門家の先生がそれぞれ授業したっていう事例が紹介されてて。
そこでは本当に活発な意見交換が行われたんだって。

そりゃそうだよなーと思って。
私も高校の時とかはあんまり質問とかしなかったけど、大学は行って女の子ばっかりになって、はじめて質問とかバシバシできるようなったし。

色々、やり方ってあるんだなぁと思ったのでした。
うちら養護教諭選択コースは、秋の文化祭で性教育について出し物やります。
それもあって今私の中で性教育がアツいです。

長々と書いてしまったけど、今の気持ちと、もう少し経ってからの気持ちの変化を感じたいなぁと思って。

最後まで読んでくれた方どうもありがとう。
性教育って、まだまだ発展していける分野でもあり、指導者側が動かなければどんどんまた「寝た子をおこすな」的な方向に傾いていってしまう分野でもあると思うから、うちらにできることっていっぱいあるんじゃないかなーって思います。


いやいや、今回のセミナーにはかなりモチベーションあげていただきました。
一緒に行ってくれたみんなありがとうね!!
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すげー…(;= =)
さすが、趣味「ブログ」、、、、。
でも、こんな暇あったら事務的なメールはきちっと処理してね(-"-;)

v-5ミクシーから飛んできちゃったv-13

やばいーv-42!すっごい刺激をもらったわ!!

あたしもねー性教育(?)っていうと語弊があるな。

あたしはね、性欲に興味があるんだよ。

だから性教育にも興味があるけど
すごく難しいことだなぁって痛感しててねぇ。

だってピアだってなんだって
日本人の文化としてすごく性のことは
恥ずかしいっていう文化があるから
それを教育するなんて難しいよね。

しかもさぁーAVとかなんて
あんなの男の子が楽しめればいいように作っているから
あのまま女の子にやったら危険だよね。

女の子は子どもを生む体だからすごく過敏で臆病だけど
男の子はすごく興味心身だし

うーん、

でもでもでもとにかくブログみて
すごく刺激になったよ~

まじ横からホームラン打たれた感じv-91

いい刺激になった!
ありがとーv-31

AV真に受ける男の子も多いからねー
女の子も自分の体の事なのに
わからないこと沢山あると思う

昔は性教育って恥ずかしいから
そんなしなくていいのかと思ってたけど
今思うともっとしっかりして欲しかったかも★
でもそれを学校側に任せっきりってのも
賛成は出来ないのよね
むずかしいねー

>ひでき
〝こんな暇〟って軽く失礼じゃね?笑
暇がだから書いたんじゃないもーん。
どうしても書きたかったから時間つくったんだもーん(><;)

>みな☆
初コメありがっちょi-178

うんうん、「性欲」私もすごい興味あるー。
身体に障害抱えて生活してる人の話になった時さ、やっぱこの「性欲」ってすごいキーワードだと思うのよ。

体が動かなくなったからって、本能のひとつである性欲ってのがなくなるわけじゃなくて、でも異性の介護者が来た時に困るとか、色んな理由で「障害者の性」はないことにされちゃう。
「セックスボランティア」の話とか「障害者仕様の風俗」の話とか色々聞いたけどやっぱまだまだオープンに語られること少ない問題だし。

だからといって性をオブラートに包む日本の文化否定することもできないし。
「性」ってつきつめて考えようとするとすごい難しいテーマだよね。

AVってさー。おもしろいよねー。
やっぱ男と女じゃ性欲の感じ方からして違うんだなーとか思ってみたり。
結構「これないでしょーw」って描写あったりするけど、笑って見てられるのはうちらに知識があるからで。
何も知識持ってない子が見たら「うわーこんなことするんだー・・・」思いかねないよね。
本当危険。

だからといって制限したところで興味持った子はどっかしらから手に入れてみちゃうだろうし、〝情報を制限する〟ってめちゃめちゃ危険なことなんじゃないかって思うの。
だから、ビデオとか見る前に先回りして正しい知識教えてあげたいなーっていうのがあって。

みな☆にそういってもらえて私もうれしいよーi-237
〝横からホームラン〟って本気どんな感じだ!笑

>まつき
姉さん今回は〝にゃん〟ぢゃないのねw

AVはねー、性欲自己コントロールして、周りの人間傷つけないためにーとかって考えたらきっと必要なものなんだろうけど、そのなかでやられてることが実際に通用するとは思ってほしくないよねー。
単純に「過剰な性描写でより高い満足感を与える」ためだけのものであればいいけど、〝間違った考え〟を氾濫させる材料になっちゃっているって事実は否めないし。

「学校で教える」って難しいことだよねー。
保健体育のその単元の授業の前とか変にみんなそわそわしちゃうしw
無駄にテストの点数いいと「エロ博士」みたいなイメージついちゃうしww

民間団体で駆け込み寺みたいな感じで何でも相談できるところがもっともっと増えれば良いんだけどねーi-201
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